普段使いのリュックサックを使いやすく
ザックとリュックの違いって、なんとなくアウトドア的な機能を備えたものをザックって言って、例えばチェストベルトとかついていない単純なものをリュックっていうような気がする。
バックパックとも言ったりするけど、バックパックってなるとアウトドアってよりは旅行用の雰囲気を増す。デイバックは小型、どちらかというとタウン用って感じかな。
実際はザックとリュックはドイツ語で、バックパックは英語っていう違いなだけなんだけど、こと日本で商品を買う時は、ざっくりこんなイメージでいいんじゃないんだろうか。
で、普段使いなリュックなんだけど、チェストベルトが欲しくなる時が多々ある。
たまに結構な荷物を運ばないといけないときなんかとか、なで肩の人とか、リュックの肩紐がずり下がっちゃうよーなんて人にもチェストベルトって大事。
そこで、チェストベルトないリュックにつけることはできないのかな?って調べてみたら、あった!チェストベルト単体!
これさえあれば普段使いのリュックももうちょい使い勝手良くなるんじゃね?って思って今購入を検討中。
Amazonで調べたら、何種類かあったんだけど、ひとまず今度モンベルにいって、モンベルのチェストベルトを試してみようかと思ってる。
ただ、このチェストベルト。位置が固定できないそうで、そこら辺をどうカスタマイズするかが問題なんだよなぁ。
買ったらまた記事にしてみるので、お楽しみに。
アウトドアブランドを知る【mont-bell(モンベル)】
モンベルといえば、みんな知ってる日本のアウトドア総合メーカー。
1975年、辰野勇は2人の山仲間、真崎文明、増尾幸子と共に「株式会社モンベル」を設立しました。
以来“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”をコンセプトに商品開発を行っています。モンベルの歴史は、近年のアウトドア用品の進化の歴史といっても過言ではありません。via モンベル | モンベルについて
創設者の辰野勇氏は、大阪府堺市に生まれ。
1969年に、アイガー北壁日本人第二登を果たした日本のトップクライマー!
そして1975年の28歳の誕生日に登山用品メーカー、株式会社モンベルを設立。少年時代からの「将来登山に関連したビジネスを興す」っていう夢を28歳という若さで叶えちゃうんだから、ほんとすごいわ。
登山だけじゃなくて、カヌーやカヤックも実際にやっているそうで、こうやって創設者自らがっつりアウトドアしているブランドって、いいとこ多い気がする。信用できる商品が多いというか。
色々アウトドアのサイトはあるけど、モンベルはサイトもしっかり作っていて、好印象。プロダクツも手頃でいいもの多いしね。ロゴが煩くなければ、もっと買ってそう w (モンベルの弱点…というかアウトドアブランドを買うときの弱点はブランドロゴの主張が強すぎるところだ。)
サイトを見てると、モンベルヒストリーもかなり面白い。時代背景とともに、どういう製品を産み出していったか、こういうところを丁寧に書いてるところも、信頼度が増す。
(強いて言えばこんなページ遷移しなくてもいいんじゃないかって思うけど。ページ分けすぎかなぁ。)
設立してすぐ「日本の多雨湿潤気候に合うスリーピングバッグ、レインギアの研究開発」始めて、1976年には実際スリーピングバッグやハイパロンレインギア等を製品化。ばーっと歴史みてると、スリーピングバッグとウェアがやっぱ強いのかな。
モンベルはとにかく個人的にブランドロゴが苦手で…部屋着とかインナーとかしか買わないんだけど、ロゴさえ好みになったら絶対もっと買うと思う!せめて目立たないように同系色でブランドロゴ入れるとかしてほしいところ。
もしブランドロゴを一新するときがあったら、ぜひシンプルなブランドマーク作って、それメインでお願いしやす!!!
グレゴリーの新しいブランドロゴが慣れない…
グレゴリーのロゴといえば、自分世代だと 1994年から2014年までのロゴがやっぱ好きだったなぁ…と。
この記事を見るとロゴの遍歴がわかりやすいかな → REBORN, GREGORY.|FEATURE(特集)|HOUYHNHNM(フイナム)
6月サムソナイトによる買収が発表された「Gregory(グレゴリー)」15年春夏展示会を取材中 http://t.co/PP98cchFXC ロゴをクリーンなデザインに変更するそう pic.twitter.com/wIRGrxPxWr
— Fashionsnap.com (@fashionsnap) 2014, 7月 30
上のツイートのが2015年からのロゴ。もう1年たつんだけど、やっぱ古い(1994年から2014年までの)ロゴが好きだったりする。
今回のロゴが悪いわけじゃない。ただ前回との印象が違いすぎるんじゃないかと。トータルのブランドロゴの遍歴をみると、元に戻ったような印象はあるんだけどね。
1994年から2014年までのロゴから自分が受ける印象を抽出するとこんな感じ。
- 自然
- 山
- 温もり
- 躍動感
やっぱ動きっていうのが大きい。ロゴタイプは少し斜体がかかり、ロゴマークは筆で描かれたような勢いがある。だから、躍動感があって自然な感じ。
対して、2015年からの今現在のロゴから自分が受ける印象は
- 都会
- かっちり
- クール
- やや煩い
まずロゴタイプは丸みをもっている部分があるものの全体的に角があって、ロゴマークはそれこそ線だけで、しかも重なる部分があるからそこがちょっと煩くて…。全体的にクールで都会的?な印象。
割と正反対な感じのロゴを持ってきたから、なかなか慣れないんだとは思うんだけどね。なんかこーしっくりこないんだよなぁ。
全部がそのうちこのロゴになってしまうのかなぁ。そしたら残念だなぁ。
ザックの素材を見てると色々ナイロンあるんだけど、その種類と違いって?
ナイロンってそもそもなんなの
ナイロンってそもそもポリアミド樹脂と言う非常に強い樹脂を糸にした、世界最初につくられた合成繊維。
名称は「伝線(run)しないパンティストッキング用の繊維」を意図した「norun」に由来するんだそう。『石炭と水と空気から作られ、鋼鉄よりも強く、クモの糸より細い』つーのが当時のキャッチフレーズだったんだってね。
この繊維自体はすごくきれいな色に染まるけど、淡色は他の揮発成分を吸収して黄変しやすいそう。ダンボールに長期間入れておいただけで黄変する事もあるんだそうで、淡色の商品の長期保存は注意が必要かも。(濃色は目立たなく分からないっつーだけらしい)
φ(・ω・)メモ
特徴 | 弱点 |
---|---|
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で、レインウェアとかにもよく使われてるこのナイロンなんだけど、ザック買おうと思ったら、いろんな種類のナイロンがあるじゃねーかと。
そこで、大きくわけでカバンに使われるナイロンってどういうのがあるの?その特徴は?と思って調べてみた。
ナイロンってざっくりどういう種類があんの
素材名 | 特徴 | 強度 |
---|---|---|
バリスティックナイロン (Ballistic nylon) |
デュポンが軍用に開発した。 通常のナイロンの5倍の強度を持つ。 耐摩耗性にも優れ、タバコの火を押し当てても数秒であれば貫通しないほどの耐熱性。 アメリカでは防弾チョッキや軍事用としても使用されている。 |
★★★ |
コーデュラナイロン (Cordura Nylon) |
通常のナイロンの約2~3倍の強度を持つ。(7倍といってるところも) 非常に軽量かつ耐摩耗性・耐久性が高い。 引っ張り、引裂に対する強度が向上されている。 |
★★★ |
ストロンテックスナイロン (Strontex nylon) |
東レが開発。 通常のナイロンに比べ、約2~3倍の強度を持つ。 軽量性、防汚性、撥水性、耐摩耗性、耐久性あり。 |
★★✩ |
中空系ナイロン |
通常のナイロンより20~30%軽い。 製造段階で繊維をストローのように加工して中心に空洞を作り、厚みを保ったまま軽量化を実現している。 軽さや暖かさ、生地の柔らかさが特徴。 普通に使って大丈夫な程度の引裂耐久性や耐摩耗性を持ち、またハリとコシもある(アウトドアにはちと厳しい) とにかく軽いので、タウンユースに最適? |
★✩✩ |
耐久性は落ちるけど、軽さがとにかく重視なら中空系ナイロンがいいのかも。
色々調べてみたけど、完全比較しているところはないし、そもそもデニールで重量とか変わってきちゃうだろうから、あとは生地の質感とか好みで選ぶといいのかも。
ちなみに個人的な印象としては、バリスティックナイロンは目が粗いというか、生地の存在感があるって感じ。それに比べるとコーデュラは目が小さくて落ち着いてる。
どの素材が一番って目安は難しいけど、ひとまず使うシーンに合わせて考える参考にはなるかな。